「カノンムジーク🎵 ヨーロッパ研修旅行紀2025 24」

   ~ Milano で lesson (2)

初日に演奏をさせて頂いたQT8にあるサンタマリア・ナッシェンテ教会の敷地内にある音楽室にてバイオリンのレッスン

レジーナ先生のレッスン。大学3年のAちゃんはフランクのソナタに挑戦。ヴィヴラートをかけないで豊かにフレーズを表現する方法を教わりました。

午前中にクレモナを訪れた小6のT君はヴィヴァルディの協奏曲

先生のお手本を真剣に真似して行くと音色に変化が!どうやらコツをつかんだ様子です。

少し要領が分かったところで右手の指の力配分を教わりました。日々気軽にトレーニングできるように「お遊び」の感覚で弓を持ち上げて親指の支えを基に両方にバランスよく振ってみる。そこで得た残りの指のバランス感覚をすかさず弦の上で再現する。

T君は昨年のウィーン研修旅行にも参加し、その体験が大きく功を奏し積極性も養われバイオリンに対する熱意も見違えるほど成長しました。そして今回の旅行ではプライベートレッスンを受けたいと自ら希望。今日まで積み上げてきた練習の成果がレッスンの中でも表れています。そしてさらにクレモナで楽器のルーツを目の当たりにし、今弾いているバイオリンがどのような愛を持って制作され自分と出会えたのかを知ることが出来たことで、直後のレッスンがとても大切な時間だと認識できたそうです。「あっという間にレッスンが終わった感じがしました」というT君の吸収力はきっと200%の充電に値するものだったに違いありません。