「カノンムジーク🎵 ヨーロッパ研修旅行紀2025 8」

   ~ 郊外のホールにいざ出発!  ~

3月30日 Scuola di Musica FARABA’

Piazza oberdan側のメトロ(駅はPorta Venezia・通称赤線)で待ち合わせ!という連絡が入り、各々検索して向かいます。

初日に買った回数券でタッチすれば地下鉄は自由に乗降できます。

この駅からバスで郊外に移動。ミラノから高速道路A1で南東に進み、A58に分岐したところで一般道路に降りると今日の目的地サンヴァレンチノの街があります。車で40分ほどの所ですが電車で行った場合駅に降りてから徒歩で1時間近くかかる上に路線バスはおろかタクシーも居ないという片田舎。ということで3月に入ってから何度も協議を繰り返した結果、会場となるFARABAの理事長さんにお願いしてバスをチャーターしていただきました。

日本を出る前に、今から行く街(村?)の地元メディアから取材の申請がありイタリアは肖像権が厳しいため予め一人ずつのサインを求められていましたが、このバスにミラノから一緒にクルーたちも乗車。和やかに会話をする日本人たちの様子をカメラに収めていました。

例えばこの会話のように・・・・「ほら、見て!あれがアルプスの山々よ。知らんけど!」

今日のプログラムは多彩です。「まるで織音会のイタリア版よ。気が付いたらすごくたくさんの出演希望者が居てね、きっと3時間超えるコンサートになると思う!」とSatomiさんが心配していましたが、多くの皆さんと交流できることが目的でもあるので、大歓迎です。地元の生徒さんたちとコラボしてイタリア人のピアノで日本人がメロディを奏でるなど一つの曲をなるべく両国のメンバーで編成するプログラムで、到着と同時に始まったリハーサルも開演直前まで行われました。

前半のプログラム 日本の国旗がついているところが出演曲で現地の子の名前が書いてある曲がコラボ演奏です。

後半のプログラムでも共演する曲が盛りだくさん。

会場ホワイエではピザやケーキ、エスプレッソやジュース類の提供コーナーで多くの皆さんの歓迎を受け、

カノンムジークの仲間たちに現地のギターさんやドラムさんたちがコラボ出演。

Satomiさんの愛弟子さんと連弾。まさに孫弟子さんとの共演でした。

ラフマニノフの6手連弾をSatomiさん(手前)の提案で初共演。東京在住の真由さんと狭い鍵盤を仲良く陣取りながら楽しく弾かせていただきました。

2時間のリハーサルに続いて3時間に及ぶコンサート。子どもたちは疲れも見せず出番のない時にホワイエでピザを手に取り、風のない中庭に出て芝生でピクニック気分。充実した2日目のスケジュールが予定通り進んでいます。