「コンクールを終えて」

大阪国際音楽コンクールで堂々一位のレオ君。

すべての行程を終了して帰国の途に就きました。

ウィーンから国際電話でホテルの予約をしたレオ君のお母さん。

ホテルのフロントで「1泊分しか予約が取れていません」と言われて目の前が真っ暗。

しかも週末連休で、どこのホテルも追加予約のできない状態・・・まさに危機です。

一緒にホテル検索するも「予約不可」か「1泊100万・・・!!!」あり得ない結果に。

そんな危機感をインスタグラムで発信すると、カノンムジークの生徒さんのお母様から「空いているマンションがあるので使ってください」とまさに『神の声!』

私たちの自宅で受け入れようと準備をし始めていましたが、生徒さんのお宅は大阪駅の近くにあるので、絶対にレオ君にとってはそちらの方が便利。と言うことで縁先生も一緒に大阪滞在が始まりました。

連日、コンクール会場や練習会場が変わるのでその行き方を伝授するのも縁先生の役割。

滞りなく、むしろすいすいと勝ち進み、グランドファイナルでグランプリ獲得の一等賞!副賞50万円❣

「ホテル取れてなくて翌日放り出される、って聞いたときは、ウィーンに帰ろうと思っていたよ。どうやって航空券の日付を変えてもらうのか、教えてもらおうと思っていたよ」と17歳らしい心細いセリフが聞こえました。

「でもこうやってお部屋を提供してくださったファミリーとYukariのおかげで余計に頑張れた!心からありがとう!」

と言ってくれるレオ君には日本の想い出がより深く残ることでしょう。

関西国際空港に見送る前に時間があったので海遊館に寄ってみました。

生まれて初めて見るマンボウの泳ぐ姿に目が釘付け。

今頃ウィーンに着いてお母さんに口早に報告しているのが目に浮かびます~。