ベートーベンのソナタの中でもよく取り上げられる悲愴の第3楽章。
重厚な和音とオクターブのトレモロによる劇的な第1楽章・何かを物語っているかのようなしっとりとした第2楽章。
そこから抜け出して自由に動き回る旋律と追いかける和音構成による第3楽章。
中2のKちゃんは1月の発表会でもこの曲を完成させていましたが、その後もまだ「曲想をもっと深堀りしてフレーズを自由に操りたい」との希望で継続して弾いています。
生涯弾き続けておきたい楽曲の候補となった作品は、こうやって発表した後も練習を重ね年齢に応じた表現の変化を愉しむことが出来ます。
音楽って素敵だね。
(音楽教室:明石大久保・神戸三宮・神戸御影・姫路網干・箕面・東京白金)