「パリ2024」

芸術の都パリで華やかにオリンピックが始まりました。

ちょうど1か月前にオリンピックの準備に沸いているパリの街を訪れました。

エッフェル塔に掛けられた五輪のマーク。美術館や軍事博物館に隣接して建設される競技場。

街のいたるところで歓迎ムードの様子が伺えてホスト国としてのフランス人たちの気持ちが伝わりました。

パリと言えばちょうど100年前も「パリオリンピック」が開催されています。当時は5月4日から7月27日までの長期間にわたって競技されていたそうです。

そのころ活躍していた音楽家としてジプシージャズのジャンゴ・ラインハルトのお話は先日のパリ祭の記事でご紹介しました

「パリ祭はジプシージャズで」 – カノンムジーク (kanon-musik.com)

今回はその時代のクラシックの作曲家たちの紹介をしたいと思います。

フランス6人組と言われている人たちで20世紀の初めパリを中心に活躍していました。

ルイ・デュレ 1888年~1979年  アルテュール・オネゲル 1892年~1955年  ダリウス・ミョー 1892年~1974年

ジェルソーダ・タイフェール 1892年~1983年  フランシス・プーランク 1899年~1963年  ジョルジュ・オーリック 1899年~1983年

の6人でオネゲルとミョーとタイフェールはパリ音楽院の同級生です。

またエリック・サティ(1866年~1925年)の声掛けで「新しい若者の為のグループ(ヌヴォージュンヌ)」を結成したり、

モンパルナスに住む画家(エミール・ルジューヌ)のアトリエで音楽と美術のコラボレーション「竪琴とパレット」と題してコンサートや展示会を開きました。

第一回のコンサートは「クロード・ドビュッシーの作品によるコンサート」でプログラムの表紙はパブロ・ピカソの作品を用いて早速異領域の協働が実証されました。

音楽と美術は切っても切れないご縁で結ばれていますね!

(音楽教室:明石大久保・神戸三宮・神戸御影・姫路網干・箕面・東京白金)

Screenshot