「フルートカルテット」

梅雨の季節に、爽やかなフルートの音色が心地よいコンサート。

メインはフランスの作曲家ウジェーヌ・ボザ(1905-1991)の「夏山の一日」

ボザの故郷フランス・ニース北西部で過ごした夏の思い出を全4楽章で描いています。大自然の川のせせらぎや小鳥のさえずり、風の動きなどが4本のフルートによって見事に重なり、流れ、また戻ってくるといった場面展開が華やか!

音の幅も表現の深みにも身を委ねて聴くことで、心の中にストンと情景が入ってくる素敵な作品です。