「ヨハン・シュトラウス」

1825年10月25日ウィーンで生まれたヨハン・シュトラウス二世。

今年は生誕200年ということで、新年のコンサートはいつもの年より華やかにシュトラウスが取り上げられています。

音楽家であった父親率いる楽団の練習室が自宅にあったため幼いころから弟とその音を聞きながら育ったヨハンジュニア。

自然に音楽に親しむが父親は音楽を職業として選ぶことを許さなかったので、親に隠れて音楽の勉強をしたヨハンジュニア。

大人になって音楽活動を広げていく中にも父親からの圧力で活動を奪われることもしばしばあったようで逸話もたくさん残されていますが、ついに息子の実力を認め父子で和解したという結びを見ると、「とてつもなく長い年数をかけて真の音楽家を育てるために息子の行く手を阻んでいたのかもしれない・・・」と、思えなくもないです。か、、、❓

シュトラウスの作品には日常にある出来事や物を題材に軽やかなリズムとメロディで楽しく奏でられるものが圧倒的に多いです。

「美しき青きドナウ」「皇帝円舞曲」「春の声」「南国の薔薇」・・・ワルツ

「アンネンポルカ」「トリッチトラッチポルカ」「ピチカートポルカ」・・・ポルカ

「こうもり」「ウィーン気質」「ジプシー男爵」・・・オペラ・オペレッタ

いかがですか~?気になったタイトルがあったら検索して聴いてみてくださいね。

写真2枚目はシュトラウス像のあるシュタットパルクの中央を流れるウィーン川の冬です。

*1979年から1980年代に何度か公園に行った時は黒っぽい像でしたが、1991年にシュトラウス像に会いに行った時、金色に塗り替えられていて驚いた覚えがあります。今回改めて建立された経緯と色のことを調べましたら、シュトラウスが1899年に亡くなり銅像を建てようという計画が1905年に持ち上がったものの、出来上がったのが1921年。その建立された像は全身金色で「贅沢すぎる?」との意見があり黒っぽく塗り替えられていたらしく・・・それが1991年に元の金色になったということです。

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