「夭折の天才音楽家 貴志康一」

1909年に生まれ28歳の若さで亡くなった貴志康一は作曲家、指揮者でありヴァイオリンの名手でもありました。

芦屋に住み、神戸でヴァイオリンのレッスンを受け旧制甲南高等学校に在籍していたことなど阪神間にとても縁のある音楽家です。

その後ジュネーブ音楽院に留学し、ベルリン高等音楽学校ではヴァイオリン教本でおなじみのカールフレッシュに師事された上に

指揮者としてもベルリンフィルハーモニーと自作の作品をレコード録音も残すなど華やかな音楽生活が期待されていましたが、病をこじらせ帰らぬ人と・・・

そしてこの貴志康一の作品を積極的にプログラムに取り入れて演奏活動を続け、各方面から数々の名誉ある賞を受賞されている洋子先生です。

「貴志康一作品をぜひ洋子先生に習いたい」とのご希望でレッスンに通ってこられている生徒さん。

今日のレッスン曲《竹取物語》はどこか懐かしさを感じる親しみのあるメロディです。