チェコとの国境に近いドイツ南東部ザクセン地方ににあるマルクノイキルヘン。
楽器工房の街として有名ですが、その中の弓工房の村?と勝手に名付けている長屋があります。
神聖ローマ帝国と呼ばれていた頃、オーストリア領域のボヘミア(現在のチェコ西部)を中心に、カトリックとプロテスタントとの対立、オーストリアとスペインを統治していたハプスブルグ家とフランスのブルボン家との三十年戦争と言われている抗争がありました。
その発端となるボヘミアのプロテスタント勢力が神聖ローマ帝国に対して反乱を起こしたのが1618年の「白山の戦い」です。
その戦いはわずか数時間でカトリック勢力が支配し、あっけない結果となったものの、この出来事がきっかけでプロテスタントの人々は宗教的な迫害から逃れるために同じプロテスタントを支持するドイツの街に移住します。
その中に12名の楽器職人が居たことから移住した先のマルクノイキルヘンで楽器工房が誕生し、後々の1677年にはギルド(商工会?)を立ち上げ本格的に街を挙げての楽器製作都市となって行きました。
30年近く前の事ですがこの街に滞在先のドレスデン近郊からレンタカーを走らせて弓を買いに行ったことがあります。

市内には立派な楽器博物館もあり、大きく建物に「音楽の街マルクノイキルヘン」と描かれています。


目的の弓工房は・・・

昭和日本によく見られた長屋の様にアパートの一室がそれぞれの職人さんんのアトリエになっています。
弓で有名な「フォイヤー」「デルフラー」などの名職人が軒を並べていますが、その中で「プレッチナー」さんのアトリエを訪れ気に入った弓を3本購入。記念に写真をパチリ。
