最初はカノンムジークのテーマ曲パッフェルベルの「カノン」
低弦楽器がコードを奏でるとファーストバイオリンのメンバーが舞台上手から登場。続いてセカンドバイオリンが舞台下手から登場。ハーモニーが豊かになったところでサードバイオリンも上手から登場。すでにお客様の中には涙ぐんでおられ方も見受けられ・・・・
劇的なオープニングセレモニーの次はアメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンの「プリンク・プランク・プルンク」弓を足元に置いてピッチカートで演奏します。途中でチェロバスのパートが4拍の間にボディをくるりんと回転させるという離れ技も!。続いて同じ作曲家の「シンコペーティッドクロック」ウッドブロックのテンポに合わせてみんな体を揺らしながら楽しそうに演奏しています。
4曲目は映画サウンドオブミュージックから「エーデルワイス」と「すべての山に登れ~ドレミの歌」。ドレミの歌では映画のシーン、マリア先生と子どもたちが歌っている動作を再現。バイオリンを弾きながら座ったり行進したり、楽しいパフォーマンスに会場も手拍子で湧いていました。
ドレミの歌でプログラムを終了しましたが「アンコール!アンコール!」の掛け声とともに拍手が鳴りやまず(^_-)-☆
口笛奏者のロムさんがおもむろにイントロをソロで吹き始めると、場内がその美しい響きに一瞬で演奏モードに惹き込まれ、、、口笛が出来るだけではなく、音程が完璧なだけではなく、お口の中に鳥さんを飼っている訳でもなく、ただただ口笛を吹いているだけなのに音楽的な表現が豊かで奥深く、単純に歌うように吹いているという表現では伝えきれないくらいの清潔で澄んだ音色に魅了されたフレーズが終わると同時に縁先生のカウントきっかけで始まる「情熱大陸」!
この曲も子どもたちにとっては神戸マラソンや神戸まつりで何度も演奏している得意なレパートリー。メロディが始まると会場に降りて行って思い思いに客席のみなさんに近くで聴いてもらえるように演奏します。その姿を見ると自然にお客さんも手拍子で応援してくださり、この日の長いコンサート締めくくりとして最大に盛り上がる瞬間😿
演者と聴衆が文字通り一体となって楽しめたのではないかと舞台袖でステージを見守りながら大きな感動に包まれていました。