椅子のように座ってボックスになっている箱を手で叩いてリズムを取る楽器カホーン。
打面と反対側にサウンドホール(音孔)が開けられていて音の響きを伝える役割をしています。
カホーンの語源はスペイン語で「箱」という意味で、ペルー発祥の打楽器になります。
元々箱の響きだけで奏でられていましたが、スペインのフラメンコの伴奏などに使われるようになって内部に弦や鈴を仕込み華やかな音が生まれてきました。
そこでオリジナルなカホーンを作ってみることに。
フラメンコ仕様の真似をして打面の内側にはスネアドラムに使われているスナッピー(ワイヤーで出来ている振動により音が鳴る線)や鈴を張り合わせて。
椅子の前面にはお絵描きして消せるようにホワイトボードを張りました。背面にはうっかりこけないように背もたれも付けて。
「音の鳴る椅子」は教室に来る生徒さんたちに大好評。リズムの練習もしっかりできますね。