「楽典の本」

音大・音高の受験生たちにソルフィージュや聴音、楽典のレッスンをしています。

毎年数名ですが受験を控えて様々な対応をするべく、準備に余念がありません。

今日は高校受験を考えているK君のレッスン。音階の種類や特徴を伝えていました。

「音階固有音はね、その調に本来含まれている中心の音の事で、短調の場合固有音が一時的に変化するの。」とノートに書きながら説明した後、テキストを見ると『個有音』となってるじゃないですか・・・・💦

「あら、『個』の字を書くんだっけ、、、間違って『固有音』って書いちゃったね。」それでも半信半疑でしたが、、、すると

「先生、僕の本にはニンベンがついてないです。先生の字であってるよ」と教えてくれて比較したら・・・

私の本はかれこれ半世紀近くむかしの物・・・改定を加える中でこんな文字ミスも訂正されて行っていたのでしょうね。

思わぬ発見でレッスンが脱線しつつ調性関係がより印象的に覚えられたことだと期待しています(^_-)-☆