「様々な作曲家のガヴォット」

タイトルに「ガヴォット」の名称が付く楽曲はたくさんあります。

ガヴォットは、ルイ14世の宮廷で大流行しました。当時の宮廷作曲家リュリによって、その人気は高まりました。

その後、ガヴォットは舞曲としてだけでなく、組曲の1楽章としても頻繁に用いられるようになり、器楽曲としての地位を確立しました。

バロック時代の組曲では、サラバンドとジーグの間に挿入されることが多くありました。特に有名な例としては、バッハの「パルティータ第3番」BWV1006の「ロンド形式によるガヴォット」が挙げられます。

19世紀に入ると、ガヴォットのリズムは変化し、小節の途中から始まるものが一般的になりました。有名な「ゴセックのガヴォット」やマスネのオペラ「マノン」のガヴォットなどが、この例にあたります。また、ルイ13世の作とされるフランス民謡「アマリリス」も、小節の途中から始まるガヴォットのリズムを持っています。