雄さんの昭和ひとりごと つ_5b-

(つ‐5b)ツィゴイネルワイゼン(その2)

 前回、吉本新喜劇の故・桑原和男さんのギャグとして「ツィゴイネルワイゼン」の冒頭部が使われた話を書きましたが、本来それは作曲者のサラサーテの本意ではないと思います。しかしドラマ等でこの様な使われ方をするクラシック曲は他にもあって、J.Sバッハの「トッカータとフーガ(ニ短調)」やグリーグの「ピアノ協奏曲(イ短調)」、ベートーヴェンの「交響曲第5番(運命)」の各冒頭部分は、主人公が心理的に行き詰ったシーンなどでしばしば流されます。たぶん他にもあると思いますので、ご存じの方は教えて下さいね。お願い致します。