(ひ‐5c)「ひとり寝の子守唄」と「ひとり上手」
「ひとり寝の子守唄」は 加藤登紀子氏による1969年の、「ひとり上手」は 中島みゆき氏による1980年の、それぞれ「独りの孤独」を歌った曲です。なのでどちらの曲もギターのコード進行が Am Dm E7 を中心にした暗いトーンでできています。面白いのは、二曲とも途中に明るい響きのCコードが入るので一見「希望の陽」がさしかけるのですが、最後はやはり暗く終わるのです・・・。加藤登紀子と中島みゆき、似ていますよね。「ほろ酔いコンサート」や「夜会コンサート」などをやるところも。ところで、ここ何回かこのブログでギターテクニックの話を書きました。左手は「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」、右手は「スリーフィンガーピッキング」と「カーターファミリーピッキング」でしたね。この二曲も、「ひとり寝の~」は ハンマリングの「ひとり上手」は カーターファミリーの練習に、それぞれピッタリの曲ですよ。一度聴いてみて下さい。そしてギターを練習してみたくなった方はカノンムジークまでご連絡下さいね。お待ちしております。