雄さんの昭和ひとりごと (なー6)

(な‐6) ナショナル住宅の歌

 作詞・松山猛、作曲・加藤和彦、歌・加藤和彦、1973(昭和48)年の曲です。正式な曲名は「家をつくるなら」ですが、発表後すぐにナショナル住宅(現・パナホーム)が自社のCMソングとして採用しました。なので、CMヴァージョンでは歌詞の最後に「♪~ナショナル住宅」というフレーズが入っています(歌っているのはもちろん 故・加藤和彦氏本人です)。

ところで、私たちのフォークバンド「なかよし・おのころ・たこやき・バンド(ゼファーズ)」はコミックソングも得意にしていたので、この歌も大切なレパートリーの一曲でした。最後まで真面目に歌ったあと「♪~ナショナル じゅーたくー」とやって大いに受けたものです。懐かしいので歌詞全文を引用してみます。早口言葉の練習にもなりますよ。

 1 家をつくるなら 家をつくるなら 草の萌えるにおいのするカーペットをひきたいと 思うのであります

 2 家をつくるなら 家をつくるなら 天体観測をする透明な屋根だって 欲しいのであります

 3 家をつくるなら 家をつくるなら 小鳥がとびかうし花だって咲いている ベッドが欲しいのであります

 4 家をつくるなら 家をつくるなら 太陽をパクッてきて オーブンとランプにして ストーブにしてしまおう

 5 家をつくるなら 家をつくるなら 長い髪と黒い瞳キラキラ星の 無口な優しいあの人をお嫁さんに したいものであります ナショナル住宅