雄さんの昭和ひとりごと (ねー6)

(ね‐6) 猫

 「ねこ」です。いま我が家に3匹の猫がいます。(お‐6)で紹介したグエルと(て‐6)のテトラ、そして今回お話しするコテツ(小鉄)です。そのコテツは、何と「絶対音感」を持つ猫なのです。

コテツとテトラは普段は次女夫婦の家で飼われているのですが、前にも書いたように事情により時々我が家に預けられるのです。そのコテツは、猫を飼いたいという思いを持った次女夫婦がペットショップを訪れて一目で気に入ったアビシニアンのオスです。2015年1月1日が誕生日で、いま9才です。

とにかく食べることが大好きな猫で、3匹の「モグモグタイム」の時にはグエルやテトラのごはんを横取りするので目が離せません。また、私にいつも「おねだり」をしてきます。その方法とは、私が歩く前を横向きになり背を丸めて「ヨチヨチヨチ」と体当たりをしてくるのです。あと、常に耳を研ぎ澄ませていて、テトラが「おなかが空いたニャー」と私に行ってくると、どこにいてもすぐに飛んで来て「ボクもだよ~」と言うように例の「ヨチヨチヨチ」を始めるのです。

そして、私が台所仕事中に彼の食器をうっかり「カチャッ」などと小さな音を立てるとすぐに飛んで来ます。他の食器では来ないので、どうやら彼は「絶対音感」を持っているようです。いま私が考えているのは、彼のその才能を何かに使うことができないかな、ということです。絶対音感を持つ猫の活用法。皆さん、何か良いアイデアがあれば教えて下さいね。