雄さんの昭和ひとりごと (ね-7)

(ね‐7) ♪~ ねんねこ さっしゃりま~せ~

 子守歌ではありません。「コウモリの唄」です??。

このブログで、中学・高校時代に “なかよし・おのころ・たこやき・バンド(ゼファーズ)” という、4人組のフォークグループに参加していた話を何度か書きました。今回もまた、その話です。

 私達のバンドは地元でわりと有名だったので、市民会館や公民館などで時々リサイタルをやらせて頂きました。曲は自分たちで作ったハーモニー中心の真面目な曲が大半でしたが “動物シリーズ” というコミカルなコーナーもやりました。その中で「次は コウモリの唄です」と言って歌ったのが表題の曲です。ステージのライトを落とした中で、アカペラのハーモニーで “ ♪~ ねんねこ さっしゃりま~せ~ ねんころろ~ん ” と歌ったあと、ステージが明るくなって「こ、こもりの・・・ コ、コウモリの唄でした」とやって 会場を沸かせたものでした。こんなギャグで笑ってくれた昔は、みんながおおらかだったのですね。

 ところで、当時は1時間以上のステージにも関らず全ての曲を4人とも暗譜で歌っていました。それが当たり前のことだったのです。ところが半世紀以上を経て今つくづく思うのは「すっかり記憶力が無くなってしまった・・・」ということです。少し前に書きましたが、最近マンションのメンバーで集まってまたバンドをやり始めたのです。しかし私は、歌詞やコードを憶えることが全くできず 譜面にかじりつきなのです。しかも椅子に座って・・・。気力・体力ともに衰えていることを、ひしひしと感じている今日この頃です。