(ふ‐7) 「ふいとにぎなあしや」 と 「ふぐといさとかち」
・・・ 何かの “おまじない” でしょうか?。はい、社会科の「都道府県」を憶えるために 小学生の私が考え出した “呪文” です。たぶん白地図に県名を書き込むテストなどがあったのでしょう。必死で憶えました。そのおかげで60年以上たった今でもスラスラ出てきます。この文章も地図など見ないで書いています。「ふいとにぎなあしや」は 福井・石川・富山・新潟・岐阜・長野・愛知・静岡・山梨、「ふぐといさとかち」は 福島・群馬・栃木・茨城・埼玉・東京・神奈川・千葉 の各県です。
他に「ああいやみ」が 青森・秋田・岩手・山形・宮城、「なみわひきしお」が 奈良・三重・和歌山・兵庫・京都・滋賀・大阪、「ひとしおや」が広島・鳥取・島根・岡山・山口、「かえこと」が 香川・愛媛・高知・徳島、「ふさなおくみか」が 福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島、以上です。北海道はここに入れなくても判るし、沖縄は当時まだ日本に返還されていませんでした・・・。
なお、小学生なので “関東甲信越” や “北陸3県” “東北6県” “近畿6県” などの地理的概念を知らなかったので、東北地方に含まれる福島県が関東地方に交ざっていたり 中部地方の三重県が近畿地方に入っていたりと、いま思うと少し恥ずかしいです・・・。でも京都の通り唄 “まるたけえびす” と同じで、憶えると便利なこともありますよ。いちど試してみて下さいね。