(ま‐7) 町家カフェ と 古民家カフェ
以前 このブログの(な‐7)で “古民家カフェ” について少しだけ触れました。「なんとなく なんとなく」という曲をウクレレ伴奏で歌うと 古民家カフェ巡りをしたくなりますよ、という “オチ” でした。それは NHK・Eテレの「ふるカフェ系 ハルさんの休日“至福の古民家カフェ巡り”」木曜午後10時30分(再放送・日曜午後6時) という番組のテーマソングが それだったからです。
“古民家カフェ” とは 地方の庄屋さんや豪商が住んだ古い立派な民家を “リノベーション” して内装を “カフェ” に造り替えたもので、外観や天井裏などはそのまま残してある場合が多いようです。養蚕農家や造り酒屋だった建物の場合は梁なども立派で、そこに魅力を感じた人たちが 実際に全国の “古民家カフェ巡り” を行っているそうです。
一方、“町家カフェ” の “町家” とは 読んで字のごとく “町の家” のことで、全国各地の市街地にあった “お店と住居が一緒になった建物” を指します。しかし 戦時中の空襲で焼失したものも多く、今では京都をはじめ 被害の少なかった都市に残るのみとなりました。その中で、京都に残るものは 特に “京町家” と呼ばれることが多いようです。
京町家の特徴は、瓦屋根の木造平屋建て もしくは中二階と呼ばれる天井が極端に低い二階建ての造りで “虫籠窓” という独特の窓が外観の特徴です。また、道に面して店舗があり 奥に住居スペースがあるので間口が狭く奥行きが深い、俗に “鰻の寝床” と呼ばれる間取りになっています。そのような、外観を残したまま 中をリノベーションしてカフェやゲストハウスに改修したものが 京町家なのです。
京都には 円山公園にある古城のような “長楽館” や 四条木屋町の美術館のような “フランソア” 京大北門前の図書館のような “進々堂” など ユニークな洋館造りの“大正ロマン” や “昭和レトロ” の香り漂う喫茶店が今もたくさん残っています。そんな中で唯一、町家造りの老舗珈琲店 三条堺町の “イノダコーヒ” には 町家カフェの先駆けとして今後も頑張って欲しいと思います。
ところで、以前UPしたこのブログに誤りがありました。(ま)の「まるたけえびすに」で、後半の文章の「間之町」を “あいだのちょう“ と書きましたが、正しくは ”あいのまち” でした。優雅な読み方なのに、無粋に読んでしまい申し訳ありませんでした。ここに、訂正させて頂きます。