雄さんの昭和ひとりごと (わ・を・ん-8)

(わ・を・ん‐8) 和音場

 「わおんば」と読む、私の造語です。このブログでこれまでたびたび採り上げさせて頂いた、私が中高校時代に参加していた4人組のフォークグループ「なかよし・おのころ・たこやき・バンド(ゼファーズ)」のことです。当時、田舎のことで楽譜がなかなか手に入らず レコードを耳コピして楽譜を作り「ハモリ」も自分たちで考えた、と書きました。誰に教えてもらったわけでもないのに “コードの構成音の中でハーモニーを付ける” という作業を、無意識の内にやっていました。そこは「和音」を考える「場」、“和音場” だったと言えます。

 ・・・月日は流れて半世紀以上経った今、住んでいるマンションの住人4人で「ギターを練習する会」を結成して、懐かしの “昭和フォーク” を練習していることも、このブログで書きました。中高生の時と違うのは、楽譜はインターネットなどですぐ手に入るし、音源もYouTubeなどですぐに聴くことが出来る、という恵まれた状況です。しかし、井上陽水さんや吉田拓郎さん、松任谷由実さんや中島みゆきさんほか “ソロ歌手” たちの場合はメロディーが単旋律なので “サビ” の部分に自分たちで「ハモリ」を付ける必要が生じます。主旋律の「短三度下」に付けるか「長三度上」に付けるかなど、“コードの構成音の中でハーモニーを付ける” という作業は中高生の時と全く同じです。つまりここも「和音」を考える「場」、 “和音場” だったのです。

 このカノンムジーク音楽教室で指導を受ける皆さんも、音楽理論や楽典、和音やコード、ハーモニーや和声などの学習を毎日続けていらっしゃることと思います。その努力は後のちには必ず報われますので、頑張って続けて欲しいと思います。

 さて、カノンムジークのHPに掲載して頂いたこのブログ「雄さんの昭和ひとりごと」も、今回をもって終了させて頂くことになりました(私の健康理由ではないのでご安心下さいね)。皆様には、長きにわたってご愛読いただいたことを、心より御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。