雄さんの昭和ひとりごと -つ-

(つ)通奏低音。音楽辞典には「主にバロック音楽において行われる伴奏の形態で、楽譜上では低音部の旋律と数字のみが示され、奏者はそれに適切な和音を付けて演奏する」とある。いわば「アドリブ演奏」や「コード弾き」だね。そして一般的な辞書を見ると、上記内容の他に(意味2)として「常に底流としてある考えや主張のたとえ。例として、平和への願いがこの本の通奏低音となっている、とある。このように、ふたつ以上の意味を持つ言葉は多く、風見鶏・我田引水・集中砲火などは、もうひとつの意味の方が当たり前のように今では使われている。他にどんな言葉があるか、あなたも考えてみてはいかがですか?。