雄さんの昭和ひとりごと -あ_3-

(あ‐3)雨の物語

 このブログも、おかげ様で3巡目に入ることができました。ご愛読、ありがとうございます。さて、3巡目はしばらくの間「昭和のフォークソング特集」でいきたいと思います。よろしくお願い致します。では最初は「雨の物語」作詞・作曲 伊勢正三、歌 イルカ、1977年の曲です。イルカさんが歌う伊勢正三さん(正やん)の曲はどの歌も、目をつむって聴くとその情景が浮かんできます。(な)の回で採り上げた「なごり雪」もそうでした。季節外れの雪が降る中、小さな駅のホームでの若い男女の別れが、まるでドラマのシーンのようでした。この「雨の物語」もそうです。若い二人の、アパートのドア越しの「恋」と「別れの予感」を、降りしきる雨が劇的に盛り上げます。まだの人は雨の日にでも一度、聴いてみて下さいね。・・・それにしても正やんは、雪やら雨やら、曲にお天気を採り入れるのが得意ですね。