雄さんの昭和ひとりごと -せ-

(せ)セレナード(セレナーデともいう)。日本語で小夜曲(さよきょく)。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」は、まさに小夜曲。辞典に「夕べに恋人の窓の下でうたう歌」とあるように、元々は歌曲を指したが、後には弦楽器などの器楽曲にも使うようになった。なお、弦楽セレナードは「弦セレ」と略すことが多い。また、世に言う「三大弦セレ」には、チャイコフスキーとドボルザークとエルガーまたはスークが選ばれることが多い。ところで今の世に、ひとの家の窓辺で歌をうたっているとパトカーが来るかもしれない。気を付けましょう。