雄さんの昭和ひとりごと -か_2a-

(か‐2a)叶わなかった「夢」

 大げさな見出しを付けましたが、実は大学時代に食べたかったけど叶わなかった「味」のことです。今日と明日ひとつずつ書きます。それぞれ、大学から歩い
て5秒と10秒の所にありました。ではまず今日の「味」を・・・

「六盛の京料理と手桶弁当」

 大学正門の斜め前(10秒の所)にありました。有名な京料理のお店でしたが、我々学生には敷居が高かったです。そんななかで、持ち手の付いた小さな桶にいろい
ろな料理が少しづつ賑やかに詰められている「手桶弁当」は比較的リーズナブルな価格でしたが、当時の私にはまだまだムリでした。でもお店は今も営業されているの
で、京都に行った際には必ず訪れようと思います。余談ですが、当時バッハの「6声のカノン」を勉強していた学生たちが「手桶弁当のカノン」と呼んでいたこと
を思い出しました。