雄さんの昭和ひとりごと -と_2-

(と‐2)東芝日曜劇場「ぼくの妹に」

 TVドラマはあまり見ませんが、東芝日曜劇場は昔ときどき見ていました。なかでも表題の「ぼくの妹に」は好きでよく見ていました。しかし放送は不定期で1年の内に1・2回しかなく、見られたらラッキーというドラマでした。調べたら、1976年から1984年の8年間に10回放送された番組でした。加山雄三が主演で、主題歌も「ぼくの妹に(詞・岩谷時子 曲・弾厚作)」ヒロインは中田喜子(といっても妹役)。二人とも若かった!(失礼)。写真店を営む独身の兄と、OLをしている独身の妹。二人は両親を早くに亡くし、アパートでつつましく暮らしている。ストーリーは、妹の恋愛話や兄の過去の恋愛談などを中心に毎回小さな出来事が起きて泣き笑いの結末を迎えるこころ温まる物語でした。現在、加山雄三さんは昨年末の紅白出演を最後に惜しまれながら芸能界から引退して、今は静養されているそうです。一方、中田喜子さんは俳句を作るバラエティー番組にレギュラー出演されるなど、ますます盛んに芸能活動を行われています。ところで、この文章を書くためにYouTubeを見てみたら、この曲を歌う加山さんの後ろでこのドラマがスクリーンに映し出されていました。二人が兄妹げんかをしていて、最後に妹が兄を負かすという微笑ましいシーンです。見られてラッキーでした!。