雄さんの昭和ひとりごと な_4-

(な‐4)梨

 タイトルの駄洒落を続けます。 (な‐4)なので「なし」です。「梨」はバラ科ナシ属の植物・果実で、和ナシ・中国ナシ・洋ナシの三種があるそうです。語源には諸説あって、中心が酸っぱいので「中酸(なかす)」が、果肉が白いので「色なし」が、風があると実らないので「風なし」が、それぞれ転じたのではないかと言われています(他にも説あり)。品種別の生産率は、幸水が34%・豊水が30%・二十世紀が13%・新高が11%で、あとの12%を新興など18の品種が占めています。かつての和ナシの代表的な品種だった「長十郎」は現在では東北地方の一部で生産されている程度で、その理由も「耐寒性に優れているから」らしいです。今は関西に出回らないので、子供の頃によく食べた昭和生まれの私としては少し淋しい気がします。ところで「ラフランス」という洋ナシはケーキや料理に使われると美味しいですが、そのまま食べるとヌメヌメとした食感で少し馴染めません(私だけかも知れませんが・・・)。剝くときに時に手が滑って困る、という理由もありますし・・・。 さて次回は(に‐4)です。さあ何を書こうかな。