雄さんの昭和ひとりごと -ぬ_2-

(ぬ‐2)濡れ落ち葉

 「落ち葉」はイメージの良い言葉だ。枯れ葉の舞う何とも言えない寂しさと秋の風情。音楽的にも「落葉の物語」ザ・タイガース(1968年)、「風と落ち葉と旅人」チューインガム(1972年)、「落ち葉のコンチェルト」アルバート・ハモンド(1973年)、「落ち葉のメロディー」アバABBA(1974年)など名曲が多く、文学的にも「最後の一葉」オー・ヘンリーなど優れた作品がある。「樋口一葉」という、お札の肖像画になった偉人もいる。これは関係ないか・・・。しかし雨が降ってひとたび濡れてしまったとたん、落ち葉は嫌われる。「濡れ落ち葉」は道にへばりついて、掃除するのに大変だからだ。私も、他の人に依存して嫌われないように、この先もしっかりと生きて行こう。