雄さんの昭和ひとりごと る_4-

(る‐4)ルーシー

 むかし「ルーシー・ショー」というテレビ番組がありました。(ら‐4)の「ラッシー」と同じく、アメリカ制作の番組を買って日本語に吹き替えて放送していたのです。「ショー」と言ってもステージで歌ったり踊ったりするのではなく、普通の家庭を舞台にした「ホームドラマ」でした。登場人物は、ルーシーと二人の息子および隣の家に住むヴィヴィアンとその一人息子の二つの世帯を中心に、近所の人たちを巻き込んでのドタバタ喜劇だったと思います。また、ルーシーとヴィヴィアンはそれぞれが離婚をして子供を育てているという逞しい女性たちでもあります。私は小学生高学年でこのドラマを見ていたのですが「アメリカの女性は強いなあ」と思いながら見ていたのを憶えています。「憶えている」と言えば、他に気になったことが二つありました。男の子たちの声(吹替)が、どう聴いても女性の声なのです。何で同年代の男子がやらないのかな? と思っていました。もう一つは、面白い場面になると大きな笑い声が響き渡ることでした。あの人たちは何処にいるのだろう? と気になって仕方がなかったです・・・。でも今は、その疑問も解消していますよ。あの「笑い声」が聞こえることが番組名に「ショー」が付いてる所以なのですね。 さて次回は(れ‐4)です。さあ何を書こうかな。