(も‐7) もう少し掘れば・・・
また鉄道の話です。皆さんは京阪電車の “中之島線” という路線をご存知でしょうか?。“京阪のる人 おけいはん” のキャッチコピーで有名な京阪電車ですが、路線には観光都市京都の「三条駅」と商業都市大阪の「淀屋橋駅」を結ぶ “京阪本線” の他に、「三条駅」から「出町柳駅」までの “鴨東線” や 「中書島駅」から「宇治駅」までの “宇治線”「枚方市駅」から「私市駅」までの “交野線” があります。そして2008年に、京阪本線の「天満橋駅」から分かれて中之島の北岸の地下を「中之島駅」まで新しく作られたのが “中之島線” なのです。
開業した当時は、大阪のビジネス街を貫く路線としてかなりの利用客数を見込み、「特急」に準ずる「快速急行」という優良列車を頻繁に走らせていましたが、途中の各駅が大阪メトロとの乗換えに不便だったためか利用客数が伸び悩み、2009年以降はダイヤ改正のたびに列車の削減が繰り返されました。そして今では “都心のローカル線” とか “秘境駅” などと揶揄する人もいる状況になっています。
会社も利用者増対策としての路線延伸を考えているようです。現在の案としては2030年に夢洲で営業開始予定の統合型リゾート施設 “IR(カジノ等)” の利用者をあてにして、夢洲まで通じている大阪メトロ中央線の「九条駅」まで2㎞ほど延伸して「京阪九条駅(仮称)」を建設し、乗客が乗換えできるようにする計画らしいです。
しかし私は勝手に “危惧” しています。膨大な工事費をかける割には利用者はそんなに多くないのではないか。そのため京阪は今よりも経営難に陥るのではないか、と。
私は思うのです。それよりは阪神電車と線路をつないで互いに乗り入れするほうが良いのではないか、と。具体的には 「中之島駅」から掘り進み、堂島川をくぐって、あみだ池筋の地下を500mほど北上すると阪神の「野田駅」と「福島駅」の間の線路に突き当たると思います。その部分で線路を合流させると良いのです。駅をつくる必要もありません。工事費は “現在案” の十分の一程度で済むのではないでしょうか。そしてその “対費用効果が大” になるのは “なんば線” で繋がった阪神と近鉄が、どちらの会社も乗客増で大躍進していることが証明しています。
乗換えなしで、阪神沿線の人が “ひらかたパーク” や京都見物に行けたり 京阪沿線の人が “甲子園球場” の野球観戦や神戸散策に行けたりすると、とても便利だと思うのですが・・・。誰も提案していない この私の案。京阪ホールディングスさん、いちど考えてみて下さいませんか?。