雄さんの昭和ひとりごと -の_3-

(の-3)野風増(のふうぞ)

 作詞・伊奈二朗、作曲・山本寛之、歌・河島英五、サブタイトル「お前が20才になったら」、1984年の曲である。「のふうぞ」は岡山県の方言で「生意気・つっぱり」のこと。その言葉に作詞の伊奈はこの漢字を充てた。歌の内容は、息子の成長を願う父親の心「男は少し生意気なぐらいがいい。20才になったら一緒に呑もう」である。そういえば、昔「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」というハムのCMがあった。息子が20才になったらハムを肴に吞むのかな、その時はバーボンウィスキーだろうな、などと勝手に妄想する。正に「男の世界」である。ベッツイ&クリスやシモンズなど女性デュオを採り上げた(な-3)の回は華やかだったが、今回はとても「いかつい」回になってしまいました・・・。