(す‐8) 諏 訪
「すわ」です。「諏訪湖」を中心にした地域名で、歴史ある「諏訪大社」や 南アルプスの「八ヶ岳」「霧ヶ峰」のほか 温泉・酒蔵・美術館なども多く、長野県の “大自然と歴史・文化と観光” の拠点となっています。「諏訪」の語源は地域を流れる「宮川」の “三角州” の端を表す「州端」に由来し、かつて諏訪湖が「州端の湖」と呼ばれていたことにあるそうです。
少し前の “ブラタモリ” が 東日本と西日本を分断する大断層帯「糸魚川静岡構造線(糸静線)」を採り上げた時に、諏訪大社で七年に一度執り行われる「式年造営御柱大祭(御柱祭)」で 樅の巨木を山から人力で曳き出し 崖の上から大勢の人が乗ったまま曳き落とす 勇壮な “木落し” は、断層によってできた断崖なくしてはできない神事であり、タモリさんが湖畔で「この諏訪湖こそが糸静線を代表する象徴的な場所です」と語っていたのが印象的でした。
“糸静線” とは、新潟県の糸魚川付近から長野県の諏訪湖を通って静岡県の安部川付近に至る日本の地質境界線のことです。日本列島の地質を語る上で有名な「フォッサマグナ」の西端に当たる構造線のことで、風光明媚な「仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)」や 鹿島槍ヶ岳・白馬岳・乗鞍岳などが南北に連なっています。
ところで昔、新聞の四コマ漫画「フジ三太郎」を読んでいた時のことです。三太郎が会社から帰宅した時に 母・妻・娘 の三人がテレビに釘付けになっていたのですが、画面はその年(1984年)に初めて開催された「世界湖沼会議[日本大会]」を映していただけなので、ネクタイを外す三太郎の頭上に ? のマークが浮かびました。しかし次のコマでその謎が解けました。母・妻・娘 のそれぞれに、「スワ子」「ビワ子」「タマ子」という彼女たちの名前が添えられたのです。思わず、「サザエさんは家族の名前が “海関係” だったけど、フジ三太郎は “陸関係” だったのか」と再認識して、ニンマリしたのでした。