「カノンムジーク🎵 ヨーロッパ研修旅行紀 23」

縁先生が横浜のコンサートに出演の為一日早く帰国したので、帰りの航空券のチェックインと空港までの乗車券、空港での手続きなど一手に任されていたのですが昨日帰り際に「お土産を渡したいので明日もう一度会いましょう」とアンナさんからのお誘い。

荷物も小さいトランクが一つだけなので、朝から持ち歩き、みんながアパート往復している時間を利用してオペラ座の前でアンナさんと待ち合わせ。3日の夜オペラを観た二人に「22:30にオペラ座の角にある噴水の前で待ってるね」と伝えたものの「あれ?噴水じゃなかった?」と思っていましたが、これ確かに昔は噴水でした・・・冬の間は噴水を止めているのでしょうか・・・(*_*)そんなことを思っているとアンナさんが生徒さん親子を伴ってやってきました。

私もお礼の気持ちを込めて小さなお花をプレゼント。アンナさんからはお菓子と「子どもたちに1本ずつ渡してね!」という可愛いミッキーの顔がくっついたボールペンのお土産が!そして次の公演予定を立てましょう!と初日から提案してくださっていた来年の海外研修旅行の日程と行き先、そしてアンナさんが描いているプログラムを次々にお話しされてワクワクするのには時間が少なすぎるくらいのミーティングタイム!一緒に記念写真に納まって10月の日本公演での再会と来年のカノンムジーク海外研修会での再再会を約束してお別れを惜しみました。

時間には余裕があったのでシュテファン広場まで歩くことにし、今回一度も入る暇がなかったシュテファン寺院にもちょっぴりお邪魔しました。

束の間の休息・・・《親御さんが私たちに預けてくださった大切な子どもたち。無事にウィーンに来ることが出来て、沢山の物を見て沢山の経験をして、海外の人とお友だちになって、一緒に演奏をすることが出来たことのお礼》を心で呟き、さらに《子どもたちが音楽によって見守られますように》とちょっぴりお願い事などもしてミッテ駅に。

ミッテ駅は3日に買った券売機のところだとみんなが迷わず来れますが、そこまで大きなトランクを持って行く必要はないので、一足先に行った私がみんなに写メを送ります。

ほどなくして全員迷わず到着。予定より1本早い列車で空港に向かうことが出来ました。

子どもたちはハードなスケジュールにしっかりついて来てくれて、愚痴を全く言いません。行動も速やかで「団体で動くときは時間に余裕を持とうね」という初日のお願いを最後まできっちり守ってくれました。「当たり前」のことが出来ているだけですがそのおかげでトラブルもなくみんなで元気に過ごすことが出来たのだと、一人一人の参加者の心構えが徹底していた結果だと本当に感謝しています。