雄さんの昭和ひとりごと ら_3-

(ら-3)ラーメン食べたい

 「伝説の歌」と呼ばれています。作詞・作曲・歌・矢野顕子、1984年の曲です。1981年のカネボウ化粧品のキャンペーンソング「春咲小紅」が大ヒットして多忙になった矢野さんが曲作りに没頭できるのは、二人の子供たちが寝静まった夜中しかありませんでした。そんなとき楽譜に向かっているとお腹が空いてきて、思わず声に出たのが「ラーメン食べたい・・・」でした。それをきっかけに作った曲だそうです(ラジオ関西談)。「うどんではダメで、ラーメンでないとダメだった」そうです。わかります。「ラーメンの口(くち)」になってしまったのですね。なのでこの曲は実際にインスタントラーメンのCMに採用されました。また1994年の高校国語教科書にも歌詞が採用されました。「感じたことを思いのままに書こう」というテーマでしたが、高校生に「女性が働くことの大変さ」が伝わったことでしょう。なおこの曲は、今では矢野さんの「代表作」にもなっています。よければ一度聴いてみて下さいね。そして、もしラーメンが食べたくなったらあなたは何を食べますか?。私なら「チキンラーメン野菜炒め乗せ」を食べます。