雄さんの昭和ひとりごと -せ_3-

(せ-3)世界は二人のために

 作詞・山上路夫、作曲・いずみたく、歌・佐良直美、1967年の曲です。でも「この曲がフォーク?」と、違和感を感じる人も多いと思います。ではなぜ、ここで採り上げたのでしょうか?。実は、ザ・フォーク・クルセダーズも歌っているからです。ただし、曲名は「狸の唄」。コンサートで「動物コーナー」と称して「こぶのないラクダ」や「鼻の短いゾウ」などを歌った後に「次は狸の唄です」と言ってこの曲を歌いました。では一番の歌詞を少し引用してみます。「愛、あなっと、ふっりー、花、あなっと、ふっりー、( 略 )、ふーりっのっめー、世界はあるのー、ふーりっのっめー、世界はあるのー」です。客席は大爆笑でした。・・・つまり「 た 抜きの唄 」なんです。フォークルはシリアスな曲も歌ったし、コミックソングも歌いました。あっという間に解散してしまったのが惜しまれます。