雄さんの昭和ひとりごと -ふ_2-

(ふ‐2)フラ

 一般的に「フラダンス」と呼ばれるハワイの伝統的な歌舞音曲(ダンス・演奏・詠唱・歌唱)で、総合芸術であると同時に宗教的な行為でもあります。「カヒコ」と呼ばれる古典的なフラと「アウアナ」と呼ばれる現代的なフラとがあって、1964年から毎年ハワイ島で「メリー・モナーク・フェスティバル」という大規模な催し物(コンテスト)が行われています。その模様は私もTVで見たことがあります。ところで「フラ」はハワイ語で「ダンス」の意味なので、専門家はただ「フラ」と呼びます。外国で「スモウ・レスリング」と呼ばれているものを、日本ではただ「相撲」と呼ぶのと同じことです。しかし一般の人は慣習として「フラダンス」と呼ぶ場合が多く、世界的な呼び方にもなっているようです。なお今回のブログにこの「フラ」を採り上げたのは、フラのコンサートに誘って戴いたからです。誘って下さったのは大阪の枚方にあった高校で私が教師になって初めて担任を持った時の教え子たちです。このクラスは「西高の堀越学園」と呼ばれた程の芸達者ぞろいで、生徒会活動をはじめ、文化祭などでも色々な出し物で大活躍していた人たちです。卒業してからもクラス会をしばしば開催して、そのたびに招待して下さった。また、私の60歳の定年時には盛大にパーティーを開いて下さり、65歳の時には一泊旅行にも誘って下さった。「教え子」と言っても今ではお孫さんのいる人も何人かいるが、当時のパワーは衰えを見せていない。その元クラスのメンバーでフラの教室にかよい、コンサートに出演する運びになったようです。コロナ禍のせいでしばらくみんなに会えなかったが、6月の末がとても楽しみです。