雄さんの昭和ひとりごと し_4-

(し‐4)4×4

 「しし」と読みます。答えは「16」です。今回は「九九(くく)」の話なのです。私は子供のとき九九を覚えるのが苦手でした。特に「大きい数」に「小さい数」をかける九九がダメでした。例えば「6×3(ろくさん)18」が言えないのです。「7×4(しちし)28」「8×5(はちご)40」「9×6(くろく)54」などもダメです。そこで苦し紛れに編み出した方法が、頭の中で瞬間的に「逆算」するやり方でした。「ろくさん」なら「さぶろく」に、「しちし」なら「ししち」に、「はちご」なら「ごは」に、「くろく」なら「ろっく」に、それぞれ言い換えると言えるのです。授業で当てられて立って唱えた時も、この方法で何とかやり過ごしました。・・・実は、大人になった今もこのやり方は変わっていないのです。ところで、皆さんが苦し紛れに編み出した「手抜き」は、何かありますか?。 さて次回は(す‐4)です。さあ何を書こうかな。